自分の家の鍵を失くしてしまったら大変なことです。
非常にパニックになってしまうと思いますが、落ち着いて対処しなくてはいけません。

アパートの鍵を失くしてしまったら時には、まず何をしなくてはいけないのでしょうか。
アパートの鍵を紛失した際に取るべきことや、ケース別の責任の所在や紛失しないための予防策などについてご紹介していきます。

アパートの鍵を紛失した時に取るべきこと

アパートの自宅の鍵を紛失したら冷静に対応しなくてはいけません。
ここでは鍵を紛失した時に取るべき行動について解説していきます。

落とした可能性のある場所を探す

まずは落とした可能性のある場所を思い出しながら落ち着いて探してください。
バッグの普段入れないような場所やカバンの底や、ポケットの中など思いがけない場所に入っている可能性もあります。

通ってきた道や立ち寄った店なども探す必要があるでしょう。
その日の行動を思い出してたどっていきましょう。

お店など連絡先のある場所には連絡しておくと良いです。

交番や警察に遺失届を出す

思い当たる場所を探してもない時は、近くの交番や警察で遺失届を提出しましょう。
遺失届を出していれば鍵が届けられた時に、スムーズに手元に返ってきます。

警察に自宅の鍵がなくなったことが分かっていれば、何か犯罪になった際にすぐに犯人逮捕などにつながります。
遺失届は10分程度あれば簡単に手続きができますので、すぐに届け出るようにしてください。

大家さんや管理会社に連絡する

警察に遺失届まで出すことができたら、すぐに大家さんや管理会社に連絡する必要があります。
ここで管理会社側からどう対応するか判断を仰いでください。

日中ですぐに対応してもらえる場合は、合鍵やスペアキーを渡してもらえるでしょう。
夜中などでどうしようもないのなら、どこかで一夜をあかすか自室の部屋のみを鍵の専門業者にあけてもらいます。

勝手に鍵を付け替えたりすると、契約違反や処罰の対象となることもありますので注意が必要です。

ケース別！アパートの鍵を紛失したら誰が責任を取るの？

アパートの鍵を失くした場合に誰が責任を取るのでしょうか。
基本的に鍵を失くした場合はどういったケースであっても、責任は借主側に生じます。

国土交通省の発行するガイドラインにも、鍵の紛失や破損は賃借主負担のことがほとんどであるとされています。
アパートの鍵を失くしてしまった場合は、費用を払うのは自分です。

鍵を開錠するための費用から、鍵自体の交換費用などを全て自己負担だと負担がかなり大きくなることもあります。
賃貸契約の際に、加入した火災保険のサービスの中に鍵の紛失した際の費用が入っていると金額の全てまたは一部が負担してもらえることがあります。

火災保険に入っていたとしても、全てにおいて適応されるわけではありませんので自分の加入している保険でどこまで補償されるのか調べておきましょう。
鍵が盗難されたとしても責任は借主にありますので注意が必要です。

アパートの鍵を紛失しないための対策ガイド

アパートの鍵を紛失しないようにするためには、日頃から対策をしておかなければいけないでしょう。
ここではアパートの鍵を紛失しないための方法をご紹介します。

キーホルダーなどを付ける

鍵に何もつけていないと小さいためすぐに失くしてしまいやすいです。
マスコットのようなキーホルダーをつけておくと存在感が出て、失くしにくくなります。

鈴など音が出るものをつけておけば、落とした時に気が付きやすくなりますのでおすすめです。

紛失防止タグをつける

最近はつけておくとスマホで位置情報が分かる便利なGPSアイテムがあります。
紛失防止タグとして鍵にこれをつけておけば、いざという時にどこにあるかすぐ分かります。

またキーケースやポーチに入れて失くさないように工夫しておくことも大切です。
紛失してしまうリスクを最小限にするために日頃から対策をしておきましょう。

アパートの鍵紛失まとめ

アパートの鍵を紛失してしまうと、自宅に入れないだけでなく警察などの手続きなどで面倒なことに巻き込まれるかもしれません。
また、新たに鍵を作成となると費用が発生しますが、その責任問題も合わせて発生します。

このようなトラブルに巻き込まれないようにするためにも、日頃から鍵の在処を明確にしておきましょう。