スーツケースの鍵が開かない原因は、鍵の紛失やダイヤル番号の失念などさまざまです。
もし開かない時は自力で対処するか、鍵修理のプロに相談しましょう。

本記事では、以下の内容を中心に解説します。

・スーツケースの鍵が開かない理由や原因
・スーツケースの鍵が開かない時の対処法
・スーツケースの鍵修理の依頼先と費用相場

スーツケースの鍵が開かない理由や対処法のほか、鍵修理を依頼できる業者・費用相場をご紹介します。

スーツケースが開かない理由とは？

スーツケースの鍵が開かない理由は、主に以下の3つです。
いずれにせよ、鍵が開けられなくなった時は後述する方法で対処しましょう。

鍵を紛失した

シリンダーロックなどが開かない理由として挙げられるのが鍵の紛失です。

シリンダーロックやハイブリッド式の場合、解錠には鍵が欠かせません。
そのため、鍵を紛失するとスーツケースを開けられなくなります。

スーツケースの鍵は、一般的なものと比較してサイズが小さめです。
その分紛失するリスクは高いと考えておきましょう。

紛失に備えるなら、スーツケースを使用する際にスペアキーを持ち歩くなどの対策が求められます。

ダイヤル番号を忘れた

ダイヤルロックを開けられない理由として挙げられるのが番号の失念です。

スーツケースのダイヤルロックは、特定の番号に合わせた時に解錠できます。
一方、番号を間違えると鍵が開かないため、番号の失念には注意が必要です。

もし番号を忘れた場合、総当たりで解錠を試すことになるでしょう。

ただ、スーツケースのダイヤルロックは3〜4桁もあります。
3桁のものは千通り、4桁の場合は1万通りの組み合わせを試す必要が出てくるでしょう。

スーツケースの鍵が折れた

鍵の破損もスーツケースの鍵が開けなくなる原因の一つです。

スーツケースの鍵は意外に折れやすく、中折れしてしまうケースも珍しくありません。
しかし、折れてしまうと解錠が困難なうえ、状況次第では鍵の修理・交換が必要になります。

もし折れた鍵が掴める状態なら、ペンチで掴んで引き抜けば問題ありません。
ただ、折れた鍵は再使用できないため、解錠にはスペアキーが必要です。

スーツケースが開かない時の対処法とは

スーツケースの鍵が開かない時は、以下の対処法を試してみましょう。
自力での対処が難しければ、鍵修理・交換業者への相談をおすすめします。

自力で開ける

スーツケースの鍵が開かない場合、状態によっては自力で開くことが可能です。
例えば、以下のような手段があります。

・ピッキングを試す（シリンダーロックの場合）
・番号を全部試す（ダイヤルロックの場合）
・スーツケースのファスナー自体を開ける

シリンダー・ダイヤルロックの場合、ピッキングや番号の総当りで開ける可能性もゼロではありません。
また、スーツケースのファスナーを直接開く手段も考えられます。

しかし、上記の方法はいずれも難易度が高めです。
ファスナーも破損する危険があるため、あくまで緊急手段と考えておきましょう。

スーツケースの鍵を破壊する

スーツケースの鍵そのものを壊してしまう手段も考えられます。
鍵穴にドライバーを挿し込んで回したり、ペンチで南京錠の部分を折ったりなど、さまざまな手段があります。

ただし、スーツケースの鍵は頑丈で、簡単に壊すことはできません。
また、破壊した後は鍵の修理・交換が必要なため、高く付いてしまう点にも注意しましょう。

鍵修理ができる業者に連絡する

自力での対処が難しい時は、鍵修理が可能な業者に相談してみましょう。
費用はかかりますが、こじ開けたり壊したりするよりもおすすめです。

鍵修理業者に依頼するメリットは、確実に鍵を開けてもらえる点にあります。
場合によっては鍵を壊さずに済むため、修理・交換も不要になるでしょう。

また、さまざまな鍵の種類に対応している点もメリットといえます。
シリンダーロックやダイヤルロックはもちろん、少々特殊な鍵でも気軽に相談できるでしょう。

スーツケースの鍵修理はどこに依頼すべき？

スーツケースの鍵修理は、以下で挙げる業者に相談可能です。
複数の選択肢がありますが、状況に応じて選びましょう。

鍵の専門業者

鍵修理の依頼先で迷った時は、専門業者の利用をおすすめします。

鍵の専門業者は、スーツケースの鍵の修理や交換にも対応しています。
また、業者によっては出張対応してくれるため、店舗まで足を運ぶ必要もありません。

ただ、鍵修理にかかる費用は業者によりけりです。
依頼する際は具体的な費用を聞いておきましょう。

空港のリペアショップ

空港でスーツケースの鍵が壊れた場合、リペアショップへ相談するのもよいでしょう。

リペアショップは、スーツケースやカバンなどの修理に対応しているお店です。
空港内に出店している場合が多く、鍵の修理・交換も行っています。

リペアショップは価格も手頃なため、鍵の修理費用を抑えられる可能性もあります。
ただし営業時間が限られるほか、空港によっては出店していない場合もあるので気を付けましょう。

スーツケース修理専門業者

街中にあるスーツケースの修理専門業者に依頼する手もあります。

スーツケースの修理専門業者は、鍵修理・交換にも対応しています。
即日修理可能な場合もあるため、急ぎの時は相談してみるとよいでしょう。

ただし、修理費用は業者によって異なります。
鍵修理業者へ依頼する場合と同様に、費用は必ず聞いておきましょう。

スーツケースの鍵修理の費用相場はどれくらい？

ここからは、スーツケースの鍵修理にかかる費用相場や時間について紹介します。

スーツケースの鍵修理にかかる時間

スーツケースの鍵の種類や故障具合によって時間は異なりますが、最短30分で対応してくれます。
また、メーカーや業者によっては複数日時間を要するケースもあるので、あらかじめ修理にかかる時間を聞いておくことが大切です。

スーツケースの鍵修理の費用相場

スーツケースの鍵を開けるためには、10,000〜15,000円程度かかります。
スーツケースのメーカーや業者によって費用がことなるので、あらかじめ確認を取るようにしましょう。

また、思った以上に費用を取られないためにも、あらかじめ費用の見積もりを取ることも重要です。
マチしるSOSでは、24時間365日いつでも対応しており、作業前の見積もりを提示しお客様が納得した上で作業に取り掛かりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

まとめ

スーツケースの鍵が開かない場合、自分で開けることも不可能ではありません。
ただ、絶対に開けられるとは限りませんので、確実に開けたい時は業者に相談しましょう。

スーツケースの鍵修理は、専門業者やリペアショップなどに依頼できます。
業者によって費用は変わりますので、見積もりを聞き、相場を比較してみましょう