空港やホテルなどで、スーツケースが開かない状態になると焦ってしまうという方も多いはず。
着替えや大切な資料など、外出先で使うものがたくさん入っているスーツケースだからこそ、緊急時の際にはスムーズに対応したいところ。

そこで、今回はスーツケースが開かない場合の対処法について紹介します。

スーツケースはタイプによって開け方が異なる！

スーツケースは、タイプによって開け方が異なります。
今回紹介するスーツケースのタイプは、以下の通りです。

・ジッパータイプ
・シリンダータイプ
・ダイヤルロックタイプ

自分のスーツケースはどのタイプか確認して、開かないスーツケースの問題を解消していきましょう。

ジッパータイプ

ジッパータイプのスーツケースは、キーロックやダイヤルロックで閉められていることが多いです。
ジッパータイプの鍵が開けられなくなったら、こじ開けて開けるケースがほとんどです。

しかし、こじ開けても開かない場合は、順を追って開ける必要があります。
具体的なやり方は、以下の通りです。

1．先端が細い道具を用意する
2．道具の先端を噛み合った左右のジッパー部分に差し込む
3．押し込んで左右の噛み合わせが外れたら、力を入れて左右に動かす
4．ジッパーが外れたら完了

上記の流れでおこなうことで、ジッパータイプのスーツケースは開けられるでしょう。

シリンダータイプ

シリンダータイプのスーツケースの開け方は、タイプによって異なります。
具体的な対処法は、以下の通りです。

・スペアキーを取り寄せる
・ピッキングする

上記のような方法で、シリンダータイプのスーツケースが開けられます。
どちらとも難しい方法ですが、特にピッキングをおこなう際は注意が必要です。

例えば、空港で自分のスーツケースをピッキングしているとします。
自分のスーツケースを開けることに必死かと思いますが、周囲の方は他人のスーツケースを開けているのではと不信がられてもおかしくありません。

緊急時以外に、ピッキングでスーツケースを開けるという選択肢を取らないようにしましょう。

ダイヤルロックタイプ

ダイヤルロックタイプのスーツケースが開かない場合は、ダイヤルを合わせる以外に方法はありません。
何かにメモしておけば問題ありませんが、中にはそうでない方もいるでしょう。

暗証番号を忘れてしまった場合は、ダイヤルを一つずつ当てはめることが最適ですが、正解のダイヤルの際には隙間が生まれます。
一つずつ確認することはかなりの負担になりますが、ダイヤルロックの隙間を確認して開錠を目指しましょう。

【場所別】スーツケースが開かない時の対処法

スーツケースが開かないと、これからの予定が崩れる可能性がありますよね。
また、何かのイベントで使うものがスーツケースに入ったままだと、イベントに100％で望めないといったトラブルが発生するかもしれません。

そこで、ここでは場所別でスーツケースが開かない時の対処法を紹介します。

空港時

空港使用時にスーツケースが開かない場合の対処法は、さまざまです。
具体的な方法は、以下の通り。

・空港内のリペアショップ
・鍵屋に依頼する
・スーツケースを壊す
・ピッキングをおこなう

上記のような方法で、開かないスーツケースに対処できます。
リペアショップや鍵屋に依頼することが最適ですが、緊急時にはそうもいってられないことも。

状況に合わせて開かないスーツケースの対応をしていくようにしましょう。

ホテル時

ホテル時にスーツケースが開かない際は、以下のような方法で対処しましょう。

・鍵屋に依頼する
・ホテルで鍵を壊す
・スーツケースをホテルから自宅へ配送してもらう

上記の方法で、開かないスーツケースに対応しましょう。
上記のような対応をする際は、ホテルに一度確認をおこなってください。

ほかのお客様もいるので一度確認を取ることで、トラブルを起こすことなく対処できますよ。

スペアキーで試してみる

場所に関わらず、スペアキーを試すことは有効的です。
鍵が回らない・刺さらない場合、現在使っている鍵が摩耗・破損している可能性があります。
無理やり解錠すると鍵穴が破損しますので、スペアキーを使ってみましょう。

ただし、手元にスペアキーがある場合に限ります。
手元にない時は自宅などへ取りに戻るか、業者に鍵開けを依頼しましょう。

暗証番号を忘れてしまった

スーツケースが開かない原因として、暗証番号を忘れてしまうケースがあります。
暗証番号を忘れてしまうと物理的な対処しかなく、一つひとつ数字を当てはめていくしかありません。

しかし、スーツケースのHPにカスタマーセンターの連絡先があるかもしれないので、どうしようもない時はそちらへ連絡すると良いでしょう。

【最終手段】どうしても開かない…スーツケースを壊す手順

スーツケースを壊す手順は、以下の通りです。

1．バールや釘抜きを用意する
2．スーツケースの鍵付近の隙間にバールや釘抜きを入れ、てこの力を活用して開ける

上記の流れでスーツケースを開けることができますが、スーツケースは確実に壊れてしまいます。
修理に出すことは可能ですが、修理代や送料、修理不能であれば新たなスーツケース代が必要になるので、今後スーツケースを使うことがある方は費用が重なることを念頭に入れておきましょう。

大切なスーツケースを壊す前に施錠のプロに相談することもおすすめ！

スーツケースは自分でも鍵開けできますが、鍵を壊してしまうリスクがあります。
もし鍵が開かない時や、壊したくない時は、鍵開けのプロへ相談してみましょう。

業者へ鍵開けを依頼すれば、スーツケースを壊すことなく解錠してもらえます。
リスクを取らずに済みますので、よほどでない限りは業者に任せましょう。

業者に相談した時に確認すべきポイント

スーツケースの鍵開けを業者へ相談する際は、以下の点を確認しておきましょう。

・鍵開け料金
・出張料金の有無・金額
・支払い方法
・保証・アフターサポート

鍵開けにかかる料金はもちろん、出張料金も確認が必要です。
また、支払い方法は業者によって異なりますので、対応している方法を聞いておきましょう。

業者に鍵開けを依頼した後、再び開かなくなるなどのトラブルが起こる可能性もあります。
トラブルに備えたい方は、保証やアフターサポートもしっかり確認しておきましょう。

【まとめ】スーツケースが開かなくなったら適切な手段を取ろう！

スーツケースが開かなくなったら、スーツケースの種類を確認した上で適切な対処をおこないましょう。
中には、自分では対処できないケースも存在します。

その際は、スーツケースのメーカーなどにお問い合わせをおこない、スーツケースを傷つけないような手段を取ることがおすすめです。

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