「スーツケースの鍵が突然開かなくなってしまった！」
そんな経験はありませんか？

仕事での出張や旅行には欠かせないスーツケース。
そんな大切なスーツケースが準備中や出先で突然開かなくなってしまうと焦ってしまいますよね。

スーツケースの鍵は玄関の鍵などと比べると頑丈なものではありません。
そのためスーツケースの鍵を壊して開けることも可能ですが、出張中や旅行前にスーツケースが壊れてしまうと計画が台無しになってしまいますよね。

そこで今回は、

・スーツケースの鍵が開けられない原因とは
・自分でも可能！開かないスーツケースの開け方
・鍵屋などの業者にスーツケースの開錠を依頼した時の費用相場

の3点について説明します。
出先でスーツケースの鍵を開錠したい方やできるだけ鍵を壊したくない方におすすめの記事になっているのでぜひ参考にしてくださいね。

スーツケースの鍵が開けられない原因とは

まず、スーツケースの鍵が開けられない原因についてみていきましょう。

シリンダー式のスーツケースの原因

鍵を使うタイプのスーツケースの鍵が開けられない場合、鍵穴に何らかのトラブルが起こっている可能性があり、例として下記のものがあります。

・鍵穴にゴミや異物が詰まっている
・鍵やシリンダーが破損している
・鍵を紛失してしまった。

この中でもゴミや異物が詰まっている場合であれば、エアダスターやブラシなどで異物を取り除くことができれば開錠できるかもしれません。
ですが、鍵やシリンダーが破損していたり鍵を紛失してしまった場合自分での対応が難しくなるでしょう。

ダイヤル式のスーツケースの原因

ダイヤル式のスーツケースが開かない場合、以下の原因が考えられます。

・暗証番号が誤っている
・暗証番号を忘れてしまった
・ダイヤルが破損している

急いでいる時やスーツケースが開かないなどのトラブル時には、別の暗証番号と間違えたり忘れてしまいがちです。
一度落ち着いて別の暗証番号と間違えていないか、暗証番号のメモを持っていればそれと見比べて確認してみましょう。

自分でも可能！開かないスーツケースの開け方

ここではスーツケースのタイプに分けて開け方を説明します。

シリンダー式スーツケースの開け方

シリンダー式のスーツケースについてはピンシリンダーなど簡易的なタイプの鍵が多いため、ピッキングにより開くことができるかもしれません。
ピッキング工具は法律により一般の人が持つことは禁止されているため、ヘアピンやクリップなどで代用しましょう。

シリンダー内部にピンを差し込み、シリンダー内部の突起を擦るように押しながら鍵穴を回転させると開けることができます。
ですが、この方法でも開くとシリンダー内部が破損してしまう恐れがあるため、注意しましょう。

ダイヤル式スーツケースの開け方

ダイヤル式スーツケースで暗証番号がわからない場合、時間はかかりますが一桁ずつ順番に合わせていくことで開けることができます。
特に３桁のケースであればそれほど組み合わせも多くないため、そんなに時間がかからず開けることができるでしょう。

また、隙間があるタイプであればスーツケースを開く方に少し力をかけながらダイヤルを回すことで正しい番号を調べることができます。

正しい番号であれば隙間が広くなり、間違った番号であれば隙間が狭くなります。
ダイヤル式であればこのような方法で開くのがおすすめです。

ジッパー式の場合簡単に開くことができる

シリンダー式でもダイヤル式でも、ジッパー式のものであれば簡単にスーツケースを開くことができます。

1. ジッパーの金具の繋ぎ目にボールペンなど細長い頑丈なものを入れ、ゆっくり動かし隙間を作る。
2. 一つ隙間ができたらそこに少しずつ力をかけながらゆっくりと下ろしていく。

上記の方法によりダイヤル式でもシリンダー式でもジッパーを開くことができます。

鍵屋などの業者にスーツケースの開錠を依頼した時の費用相場

どうしてもスーツケースが開かない場合は鍵屋などの業者に開錠を依頼しましょう。
業者にスーツケースの開錠を依頼した時の費用相場は以下になります。

・鍵の開錠のみ：約8,000〜円
・鍵の交換含む修理費：約10,000〜円

上記の料金が相場です。

また、空港によってはリペアサービスがあり、鍵の開錠のみであれば3,000円ほどで行ってくれることもあります。
もし開かなくなった場所が空港である場合、優先して利用するのがおすすめです。

まとめ

スーツケースが開かなくなる原因はシリンダー式だと鍵の紛失や鍵穴のゴミのつまり、ダイヤル式であれば暗証番号の誤りなどになります。

開く方法はシリンダー式であればピッキング、ダイヤル式であれば暗証番号の組み合わせを試すことで開くことがあります。
どうしても開かないようであれば8,000円ほどで鍵屋に開錠を依頼できるので、開けない方や鍵を壊したくない方におすすめです。