シャワーからお湯がなかなか出ないといったことありませんか？
時間が経てば温かいお湯が出るといったことはありますが、全く出ないという方もいるはず。

しかし、原因がわからないままだと水を出しっぱなしにして、無駄に水道代がとられるといったことにつながりかねません。
そこで、今回はシャワーからお湯が出ない時の原因や対処法について紹介します。

シャワーからお湯が出ない原因とは？

ここでは、シャワーからお湯が出ない原因について紹介します。

蛇口の故障

シャワーからお湯が出ない原因として、蛇口の故障が挙げられます。
水は出るのにお湯だけが出ないという不思議なトラブルで、いつまでも水を出しっぱなしにした方もいるのではないでしょうか。

蛇口からお湯が出なくなった際に考えられる原因は、以下の通りです。

・サーモスタットの不良
・バルブの不良
・逆止弁の不良
・ストレーナーのつまり

上記のような原因によって、シャワーからお湯がでなくなります。
上記の不良は蛇口に関する部品類が故障しているので、各部品ごとに取り替えなければなりません。

これらの部品はホームセンターやネットショップで気軽に購入できるので、各部品に合ったものを選ぶようにしましょう。

給湯設備の故障

浴室専用の給湯器を使用していると、給湯器の故障のタイミングでシャワーからお湯が出なくなるかもしれません。
給湯器の不良でシャワーからお湯が出なくなる具体的な原因は、以下の通り。

・給湯器内でゴミやサビが蓄積される
・浴室専用給湯器のリモコンが故障している

上記の2パターンが給湯器周りの原因例です。
給湯器内でゴミやサビが蓄積されるパターンでは、銅管を使った給湯器を使用している場合のみです。

現在では、ポリブデン管や架橋ポリエチレン管を使用しているところが多いですが、昔ながらのご自宅であれば銅管を使った給湯器を使用しているかもしれません。
銅管内が錆びることはありませんが、銅管に続く蛇口の取り付け部分が錆びることがあり、蛇口がサビにより塞がれてしまうことがあります。

そのため、お湯が出づらくなりシャワーからお湯が出ないといったトラブルにつながるのです。

ケース別！シャワーからお湯が出ない時の対処法

ここからは、シャワーからお湯が出ない時の対処法についてケース別に紹介します。

給湯器が原因の場合

シャワーからお湯が出ない原因が給湯器の場合は、給湯器の交換をおすすめします。
給湯器の寿命は10年と言われており、不具合が生じてしまうと素人にはどうにもなりません。

お湯が出ないことはもちろん、温度調節の不備や異臭・異音が発生するなど、浴室を使用する際に何かしらの支障をきたします。
最悪の場合だと、給湯器から黒煙が発生することも。

この状態は不完全燃焼を起こしており、早急に給湯器を換えるようにしましょう。このように、給湯器が原因でシャワーからお湯が出ない場合は、早急に交換することをおすすめします。

蛇口が原因の場合

シャワーからお湯が出ない原因が蛇口の場合は、サーモユニットを交換してください。
サーモユニットは温度調節する役割を持っており、経年劣化によって正常に動かなくなります。

正常に動かないと温度調節はできなくなり、当然お湯も使用できません。
サーモユニットに不備があるならサーモユニットを交換すれば解決すると考えがちですが、場合によっては蛇口ごと交換する方が費用を抑えられることがあります。

年数が経っている蛇口であれば、サーモユニットを交換するのではなく蛇口ごと交換してもらえるようにしましょう。

自分で対処できない場合は業者に依頼しよう！

シャワーからお湯がどうしても出ないという場合は、水回りのプロである業者へ依頼しましょう。
給湯器や蛇口の故障は自分で対応できるケースがありますが、かえって部品を破損してしまう可能性もあります。

水道の専門業者は各地域に駐在していることが多く、お問い合わせからすぐに駆けつけてくれるところがほとんどです。
しかし、中には不正な請求で料金を増してくる業者もいますので、明朗会計といった費用詳細が明確になった業者選びをおこなうようにしましょう。

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