「台所の流しが詰まったのをなんとかしたい」とお困りではないでしょうか。台所の流しが詰まると料理ができず、早めに対処したいですよね。

この記事では以下の流れで詰まりの原因と対処法を解説します。

・台所の流しが詰まった原因とは？
・台所の流しが詰まったときの対処法
・台所の流しを詰まらせないための予防策

この記事を読めば、台所の詰まりに対して落ち着いて対処できますので、ぜひ参考にしてください。

台所の流しが詰まった原因とは？

台所の流しが詰まる主な原因は以下の通りです。

・油
・食材とぬめり
・プラスチックなどの固形物

それぞれの理由について、次で解説します。

油

油は、皿についた汚れなど少量であればそれほど影響しませんが、揚げ物後の油など大量に油を流した場合にはつまりの原因となることがあります。

食材とぬめり

食材カスとぬめりが原因のケースもあります。
食材のカスは大きければ、直接的に詰まりの原因になるだけではなく、ぬめりを発生させてヘドロ状の汚れを生み出すこともあるでしょう。

プラスチックなどの固形物

プラスチックのような固形物が詰まっていると水が流れなくなることがあります。
ペットボトルのフタのような小さなものであっても、詰まりの大きな原因になるため、早期段階での対処を心がけましょう。

台所の流しが詰まったときの対処法

台所の流しが詰まった場合には、早めに対処することが大切です。具体的な対策方法は以下のものがあります。

・油汚れはパイプクリーナーやお湯を流す
・ラバーカップ（すっぽん）

それぞれについて、次で解説します。

油汚れはパイプクリーナーやお湯を流す

油汚れへの対処法は、パイプクリーナーやお湯を流して対処することがおすすめです。
油はお湯を使うと、溶けやすくなり、つまりを取り除けることがあります。

ただし、お湯は高温すぎると配管を傷めるため、50度程度のお湯にとどめておきましょう。
また、パイプクリーナーも油汚れやぬめりを除去する上で効果的です。

ラバーカップ（すっぽん）

ラバーカップはトイレで使うイメージですが、台所でも役立ちます。
使用の際には、ラバーカップで排水口を塞いでから水を溜めて使います。

水を溜めたら、ラバーカップをグッと押し込んでから勢いよく引き抜いてください。
引き抜いた瞬間に、配管内に強い圧力がかかり、つまりを押し流せます。

ただし、プラスチックなどの固形物が原因の場合は、奥に流れることで、詰まりを取り除くことが難しくなる可能性があるため、避けてください。

台所の流しを詰まらせないための予防策

台所の流しを詰まらせないためには、以下の予防策が大切です。

・パイプクリーナー
・ゴミ受けのこまめな掃除

それぞれの理由や対処法について、次で解説します。

パイプクリーナー

パイプクリーナーは詰まりの対処だけではなく、予防にも活用できます。
使い方は、パイプクリーナーを一定量排水口に流し、30分ほど放置してから、大量の水で押し流します。

定期的に行うことで、配管内に残った油汚れやぬめりを取り除けるため、詰まりの予防に効果的です。

ゴミ受けのこまめな掃除

ゴミ受けにゴミを溜めずに掃除することも効果的な方法です。
排水口にネットをつけておくと、細かいゴミの多くを受け止められ、詰まりにくくなります。

また、細かいゴミもぬめりの原因になるため、掃除しましょう。歯ブラシやスポンジなどで掃除できます。

【まとめ】台所が詰まった時は適切に対処しよう！

この記事では台所の詰まりの原因や対処法、予防法について解説しました。

台所の詰まりは、パイプクリーナーやお湯を使った対処で改善できます。ただし、上記の方法で改善しなかった場合、無理に対処しようとすることで、詰まりを悪化させることもあるでしょう。

自力での対処が難しいと思ったら、早めに水道業者に依頼することが大切です。