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網入りガラスは、内部にひし形の金属製ワイヤーを入れたガラスのことです。
マンションなどの集合住宅でよく見かけますが、頑丈そうな見た目のため、防犯性が高いと考えている方も多いはず。
しかし、網入りガラスに防犯性能はありません。
一般的なガラスとほぼ同じで、簡単に割れてしまいます。
窓の防犯性能を高めたいなら、網入りガラス以外を取り入れるべきでしょう。
網入りガラスは防犯力が低いものの、集合住宅で広く取り入れられています。
その理由は以下で挙げる性能が影響しており、一般のガラスと比べて安全性が高いためです。
網入りガラスは防火性能が高く、火災時に火を通しにくい特徴があります。
ガラスの内部に入った金属製のワイヤーは火に強く、ガラスの変形を防ぐ役割を果たしています。
万が一ガラスが熱で膨張してしまった時でも、飛び散る範囲を最小限に抑えられます。
防火地域や準防火地域では、建物に防火性の高いガラスを使うことが定められています。
網入りガラスは防火性能が高いため、こうした地域の建物でよく採用されています。
網入りガラスは内部にワイヤーが入っており、通常のガラスより飛散しづらい性質があります。
火災によって膨張した時はもちろん、台風時の風による圧力や、地震の衝撃でガラスが割れた時でも被害を抑えられます。
ガラスに物をぶつけた時でも、破片が広く飛散することがありません。
安全性が高いため、破片で怪我をするリスクも抑えられます。
網入りガラスの寿命は、一般的な製品で20〜30年とされています。
設置から30年程度が経っている場合、新しいものへ交換したほうがよいでしょう。
しかし、ガラスは自然に劣化が進むため、場合によっては寿命前の交換も必要です。
もし網入りガラスが下記の状態に当てはまる場合、相当劣化が進んでいると考えられます。
窓ガラスの修理・交換業者に相談し、新品のガラスに交換にしましょう。
・ガラス自体が曇っている
・ガラスに歪みが見られる
・ガラスに多数の小さな傷が付いている
・ガラスにヒビが入っている
これらの状態に当てはまる網入りガラスは、小さな衝撃で割れてしまうおそれがあります。
熱割れの危険も高いため、速やかな交換が求められます。
網入りガラスの相場は、1枚あたり1〜2万円ほどです。
製品にもよりますが、ガラス自体はさほど高くありません。
ただし、ガラス代に加えて業者へ支払う交換作業料や、ガラスの処分料などがかかります。
また、場合によってはサッシも交換が必要です。
網入りガラスの交換費用を抑えたい方は、複数の業者に見積もりを依頼しましょう。
一方、網入りガラスは防犯性能が低いため、住まいの防犯対策には向きません。
窓の防犯が必要な時は、後述する防犯力が高いガラスを選びましょう。
網入りガラスは頑丈に見えますが、強度は通常のガラスと大差ありません。
確かに防火性能は高いものの、ガラス自体の強度は決して高くないのです。
網入りガラスは、あくまで建物の防火性能を高めるためのものです。
衝撃を加えると簡単に割れますので、防犯性に期待してはいけません。
また、網入りガラスは破片が飛散しづらく、割れた時の音も通常のガラスより低めです。
万が一割られたとしても、周囲に音が響かないため、周辺住民が空き巣に気づかない可能性もあります。
空き巣の侵入などに備えたいなら、防犯ブザーを設置するか、補助鍵を取り付けるなどの対策が必要です。
防犯には向かない網入りガラスですが、工夫次第で防犯性を高めることが可能です。
ただ、ガラスそのものの防犯性を高めたい方は、後述の防犯ガラスへの交換をおすすめします。
手軽に網入りガラスの防犯対策をしたい方は、防犯フィルムを貼り付けてみましょう。
防犯フィルムは衝撃に強く、窓の強度を高められるグッズです。
ガラスの透過率はほとんど変わらない一方、防犯性を高められます。
防犯フィルムを貼る際は、ガラスの汚れをきれいに落としたり、圧着させたりする必要があります。
貼り付け方を間違えると、ほとんど効果がありません。
防犯フィルムの貼り付けに自信がない方は、プロの業者に任せたほうがよいでしょう。
窓用の防犯グッズの利用もおすすめです。
防犯フィルムと組み合わせることで、窓の防犯性をさらに高められます。
手軽なものは補助鍵やブザーです。
いずれも窓へ設置するだけでよく、空き巣の侵入を抑止できます。
なお、防犯ブザーは大きな音を出すだけのグッズですが、大きな音で近隣の注目を集められます。
音に驚いて空き巣が逃げる可能性もあるため、窓の防犯性はかなり高まります。
また、防犯カメラやセンサーライトを設置するのもよいでしょう。
費用はかかりますが、これらのグッズも窓の防犯性を高められます。
もし窓の防犯力を高めたいのであれば、防犯ガラスを選びましょう。
防犯に特化していますので、網入りガラスよりも高い防犯効果が期待できます。
防犯ガラスは、2枚のガラスの間に中間膜を挟み込んだガラスです。
ガラスとしっかり接着されており、見た目は通常のガラスと違いがありません。
一方、中間膜は衝撃に強く、ヒビが入っても貫通しづらい性質があります。
もしバールなどで外から割られたとしても、中間層が衝撃を受け止めます。
また、防犯ガラスに似たものとして複層ガラスがあります。
しかし、複層ガラスはガラスを2枚張り合わせているのみで、衝撃を加えると簡単に割れてしまいます。
防犯ガラスとは異なるので注意しましょう。
防犯ガラスは、主に以下のメリットがあります。
・住まいの防犯性を高められる
・台風などの災害への備えにもなる
・ガラスの破片が飛散しづらい
・防音性が高い
防犯ガラスは住宅の防犯性を高められるほか、衝撃に強いため、災害にも備えられます。
ガラスと中間層は強固に接着されていますので、破片が飛散するリスクも低めです。
さらにガラスが二重構造のため、通常のガラスより防音性が高くなっています。
外からの騒音が気になっている方も、防犯ガラスを取り入れてみてはいかがでしょうか。
一方、防犯ガラスのデメリットとして挙げられるのが価格です。
メーカーによって異なりますが、性能のよいものは価格が高い傾向にあります。
防犯ガラスに交換する際は、予算と相談して製品を選びましょう。
また、防犯ガラスは衝撃に強いため、火災時などに割って脱出することができません。
避難で使用する可能性がある窓やドアについては、交換可否を慎重に検討するべきでしょう。
網入りガラスの防犯性を高めたい場合、防犯ガラスと組み合わせた製品を選ぶのもおすすめです。
網入りガラスと防犯ガラスの複層になっているため、両方のメリットが得られます。
網入りガラスと防犯ガラスの組み合わせは、窓の防犯性と安全性の両立が可能です。
網入りガラスは防火性能が高い一方、防犯ガラスは高い防犯性能を有しています。
そのため、空き巣などの犯罪と火事などの災害に備えることが可能です。
ただし、防犯ガラスを取り入れる分費用が高くなります。
交換するか決める際は、業者へ相談し、見積もりを出してもらいましょう。
網入りガラスと防犯ガラスの組み合わせは、窓の断熱性もアップします。
2枚のガラスの間に空気の層が生じますので、これが断熱効果を高めるのです。
窓の断熱性能を高めたいだけなら、ペアガラスを取り入れることで解決できます。
しかし、防犯性や耐火性も向上させたい場合、網入りガラスと防犯ガラスの組み合わせが向いているでしょう。
耐火性能が高い網入りガラスですが、、見た目に反して防犯性能は高くありません。
空き巣に備えたい方は、防犯フィルムや防犯グッズを取り入れてみましょう。
予算に余裕がある場合、防犯ガラスへの交換もおすすめです。
網入りガラスと組み合わせることで、防犯性と安全性を両立できます。
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