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網入りガラスとは、ガラスの中に金属の細い線が封入されているガラスをいいます。
板ガラスよりも防火性が高いため、災害に備えたい方は検討してみるとよいでしょう。
本記事で解説する内容は次のとおりです。
・網入りガラスの特徴
・網入りガラスの種類について
・網入りガラスのメリットとデメリット
網入りガラスの特徴や種類のほか、採用する際のメリット・デメリットをご紹介します。
網入りガラスは、ガラスの中にワイヤーが入っているガラスの総称です。
ワイヤーはひし形や格子状のデザインになっており、マンションなどの集合住宅で広く利用されています。
網入りガラスは防火性が高く、建物によっては消防法で設置が義務付けられています。
一方で耐久性はさほど高いといえないため、劣化や熱割れには注意が必要です。
網入りガラスは、大まかに下記の2種類に分けられます。
・磨きガラス
・霞(かすみ)ガラス
このうち、広く利用されているものが磨きガラスです。
磨きガラスは透明な網入りガラスで、屋内から外の様子を確認することが可能です。
マンションなどの集合住宅でも多用されており、特にベランダやバルコニーで用いられています。
一方の霞ガラスは、目隠し効果がある不透明なガラスです。
外からの視線を遮れるため、トイレや浴室など、プライバシーへの配慮が必要な場所に適しています。
なお、基本的な性能には違いがありません。
いずれも防火性能が高いため、好みで選んでもよいでしょう。
網入りガラスは、ワイヤーの形状によっても分類することが可能です。
主な種類は以下の3つで、ワイヤーのデザインが大きく異なります。
ヒシワイヤは、ひし形にワイヤーが埋め込まれている網入りガラスです。
斜めにワイヤーが走っており、もっともポピュラーな網入りガラスでもあります。
ヒシワイヤは非常にベーシックなデザインのため、取り扱っている業者も多いのが特徴です。
業者に在庫がある場合、すぐ交換してもらえる可能性もあります。
ただし、ベーシックなため網入りガラスのため、デザイン性が高いとはいえません。
デザイン性を重視したい方は、後述のプロテックスも検討するとよいでしょう。
クロスワイヤは、ワイヤーが格子状に埋め込まれている網入りガラスです。
ヒシワイヤとは違い、基盤の目のように上下左右にワイヤーが埋め込まれています。
クロスワイヤの基本的な性能は、ヒシワイヤと変わりません。
防火性能が高いため、ヒシワイヤの網入りガラスの代用としても利用できます。
なお、デザインもヒシワイヤとほぼ同じため、好みで選んでも問題ありません。
プロテックスは、縦方向にワイヤーが埋め込まれた網入りガラスです。
パララインまたは線入りガラスとも呼ばれています。
プロテックスはワイヤーが目立たず、ヒシワイヤ・クロスワイヤと比べてデザイン性が高めです。
全体的にスッキリしているため、スタイリッシュに見せたい時にも向いているでしょう。
ただし、プロテックスは他の網入りガラスより防火性能に劣ります。
防火設備・扉には使えませんので、交換時は消防法に抵触しないよう注意が必要です。
網入りガラスは、安全性や防火性などの面においてメリットがあります。
また、他のガラスとの組み合わせによっては効果を高めることが可能です。
網入りガラスのメリットは、もし割れてしまっても破片が飛散しにくい点です。
網入りガラスは内部にワイヤーが入っており、割れた時に飛び散りにくいようになっています。
もし衝撃が加わって割れたとしても、一般的な板ガラスほど飛び散りません。
割れた時に飛散しにくいため、怪我を防ぎやすい点も魅力です。
小さなお子様がいる家庭でも安心して採用できるでしょう。
網入りガラスは、一般的なガラスと比較して防犯性が高めです。
防火扉などへの適用が可能で、マンションを始め、防火性が求められる建物でも採用されています。
網入りガラスの防火性が高い理由は、内部に埋め込まれたワイヤーにあります。
もし火災の熱でガラスが割れた時でも、ワイヤーがガラスの飛散を防いでくれるためです。
もちろん網入りガラスが完全に火を防げるわけではありません。
ただ、火災による被害拡大には寄与しますので、万が一に備えられます。
網入りガラスと複層ガラスを組み合わせた場合、さらに性能を高めることが可能です。
複層ガラスは、2枚以上のガラスを組み合わせ、空気の層(中空層)を設けたガラスをいいます。
ペアガラスとも呼ばれており、高い断熱性能と遮熱性能を有しています。
網入りガラスを複層ガラスに取り入れた場合、防火性に加えて断熱性なども高めることが可能です。
窓を断熱仕様にしたい時は、複層ガラスとの組み合わせも検討してみましょう。
一方、網入りガラスは特有のデメリットがあります。
特に劣化しやすく、耐久面も高いとはいえないので注意しましょう。
網入りガラスは、一般的な板ガラスよりも熱割れのリスクが高めです。
熱を吸収しやすい傾向があるため、極端な温度変化には注意しておきましょう。
網入りガラスの熱割れを防ぎたい場合、冷暖房を直接ガラスに当てないことが大切です。
また、古い網入りガラスは耐久性も低下していますので、早めに交換しましょう。
網入りガラスは防火性が高い反面、防犯性は決して高くありません。
板ガラスとほぼ同じと考えてもよいでしょう。
網入りガラスは熱に強いものの、衝撃には強いといえません。
そのため、工具などで強い衝撃を加えた場合、いとも簡単に割れてしまいます。
災害時に脱出しやすい点ではメリットになりますが、防犯性は低いので気を付けましょう。
網入りガラスは、他のガラスと比較して劣化しやすい点もデメリットといえます。
ガラスの中に入ったワイヤーは金属製のため、時間とともに錆びていきます。
その結果、ガラスの耐久性や性能が落ちてしまうのです。
網入りガラスのワイヤーのサビや劣化は防ぐことが困難です。
もし劣化が進んだ時は、できるだけ早めに交換したほうがよいでしょう。
以下では、網入りガラスに関するよくある質問と回答をご紹介します。
網入りガラスにするべきか迷った際は参考にしてください。
網入りガラスへの交換費用は、決して高くありません。
メーカーや製品によって異なりますが、1枚あたり2〜3万円ほどで交換できます。
通常の板ガラスの交換費用は、1枚あたり1〜3万円程度です。
そのため、網入りガラスの交換費用は板ガラスとさほど変わりません。
ただし、サッシを交換する場合や、複層ガラスにする場合は費用が高くなります。
サッシ代が追加されますので、上記の価格より高くなると考えておきましょう。
網入りガラスの交換費用を抑えたい場合、複数の業者から見積もりを取りましょう。
交換費用は業者によって変わるため、見積もり結果を比較すれば安価な業者を見つけられます。
網入りガラスは、主に下記の場所で採用されています。
・ガソリンスタンドなど火災のリスクがある施設
・飲食店など火を取り扱っているお店
・マンションなど防火性能が求められる建物
・建築基準法の防火地域・準防火地域にある建物
よく見かけるのはマンションです。
マンションの窓やバルコニーのガラス戸では、網入りガラスが使われています。
また、ガソリンスタンドや飲食店など、火を取り扱う店舗でも網入りガラスが一般的です。
このほか、建築基準法で防火地域・準防火地域に指定された場所の建築物でも用いられています。
また、網入りガラスへ交換を検討している方は、以下の記事で網入りガラスの費用について紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
網入りガラスは防火性が高く、万が一の火災に備えることが可能です。
さまざまなデザインがありますが、プロテックスを除いて防火性に違いはありません。
また、割れた時の飛散を防ぎやすく、複層ガラスと組み合わせると機能を高められます。
ただし耐久性は高くありませんので、耐用年数が短い点には注意しましょう。
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