バッテリー上がりが起きた際は、速やかに復帰させる対処法を取るべきです。
しかし、バッテリー上がりから復帰しただけで、その後のフォローはおこなっていないという方は多いのではないでしょうか。

そこで、今回はバッテリー上がりの復帰からしばらく走る理由や充電時間など細かく解説します。

バッテリー上がり復帰の際にしばらく走った方がいいのはなぜ？

バッテリー上がりから復帰した場合は、バッテリーがほぼない状態です。
救援車から供給されたりジャンピングスタートで供給されたバッテリーの残量では、すぐにバッテリー上がりが発生してしまいます。

そのため、繰り返しバッテリー上がりを起こさないためにも、自動車を運転させる必要があります。
自動車は運転することでモーターが回り、バッテリーが備蓄される仕組みです。

そのため、バッテリーがほぼない状態の場合では、運転することが大切な作業となるのです。

バッテリー上がり復帰後の走行の際に関する注意点

バッテリー上がりが発生したら、十分なバッテリーを確保するために運転することが大切と説明しました。
しかし、ただ運転してしまうとうまく充電されない可能性があります。

具体的な注意点は、以下の通りです。

・バッテリー上がりからの復帰後は数十分はアイドリング時間を設ける
・バッテリー上がりから復帰後はエンジンはすぐ止めない
・エアコンやナビなどの電装品を極力使用しない

上記のような注意点を押さえることで、効果的なバッテリー充電が可能です。
また、バッテリー上がりからの復帰後の運転では、30分〜1時間ほど運転するようにしましょう。

上記でも触れましたが、復帰してからすぐにエンジンを止めてしまうと自己放電でバッテリーが枯渇するかもしれません。
しっかりと充電した状態を作ってから、エンジンを止めるようにしましょう。

しばらく走ることでバッテリーが充電できる時間

先ほど、自動車を運転することでバッテリーが充電することについて触れました。
自動車はバッテリー上がり復帰後から30分〜1時間で充電できますが、バッテリーの残量によって正確な充電時間が異なります。

具体的な運転時間は、以下の通りです。

上記のように、バッテリーの残量によって充電時間が異なります。
また、自動車の充電はバッテリーチャージャーを使用しても可能です。

バッテリーチャージャーを使用した具体的な充電時間は、以下の通りです。

上記のように、運転に比べるとバッテリーチャージャーの方が充電に時間がかかります。
しかし、エンジンをかけた状態でバッテリーチャージャーを使用すると、エンジンが止まっている時に比べて早い時間で充電可能です。

アイドリングでもバッテリーは充電される？

結論から言うと、アイドリング時でも自動車のバッテリー充電は可能です。
そもそも、アイドリングはエンジンがついている状態で自動車を動かしていないことを指しています。

車が動いていないのでバッテリーを充電できないイメージがありますが、エンジンが始動している時点でバッテリーの充電は可能です。
しかし、運転に比べてアイドリング中のバッテリーの充電時間は遅いことを把握しておきましょう。

アイドリングでバッテリーを充電する際の注意点

アイドリング時でのバッテリー充電は、注意点を押さえておこなう必要があります。
具体的な注意点は、以下の通りです。

・ライトをつけない
・エアコンをオフにする
・オーディオをオフにする
・ドアを閉める

上記のような注意点を守ることで、アイドリング時でも十分に充電ができるでしょう。
しかし、アイドリング時での充電は運転時に比べて微々たるものです。

そのため、上記の注意点が守れないとアイドリング時の充電中にバッテリー上がりが発生する可能性があるので、上記の注意点は守るようにしましょう。

まとめ

バッテリー上がりから復帰するする際は、車を走らせて充電することが重要です。
その際に、ライトやエアコンなどの電装品を使用せずに走行しなければなりません。

ですが、車に負担をかけずにバッテリーの充電が可能なので、バッテリー上がりを起こした時はぜひ試してみてください。