バッテリー上がりの対応を業者に依頼した際、高額な費用を請求される事例が相次いでいます。
悪徳業者に騙されないためには、しっかり対処法を身に付けることが大切です。

本記事では以下のポイントを解説します。

・バッテリー上がりを業者に依頼した際の悪徳な事例
・悪徳業者に高額請求された時の対処法
・自分でバッテリー上がりを直す方法

悪徳事例や対処法のほか、自分でバッテリー上がりを解消する方法をご紹介します。

バッテリー上がりを業者に依頼したときの悪徳事例

バッテリー上がりを業者に任せた場合、料金を巡ってトラブルになるケースも珍しくありません。
例えば、以下のようなトラブルに見舞われる方もいます。

最初の見積もりよりも費用が高額になった

特に多く見られるのは、最初に聞いた費用より高い料金を請求されるケースです。

バッテリー上がりを業者に依頼した場合、請求される費用は業者によって異なります。
しかし、当初の予定より高額な費用を請求された時は、悪徳業者と考えてもよいでしょう。

1万と聞いたのに10万請求された…こうしたパターンは多々見られます。
いずれにせよ悪徳業者の可能性が高いため、料金支払いを拒否するなどの対応が必要です。

了承してないのに追加作業費が発生した

こちらが了承していないにも関わらず、追加の作業費を請求するケースもあります。
「聞いていない！」となるかもしれませんが、悪徳業者と考えてよいでしょう。

良心的な業者なら、追加費用が発生する際は必ず教えてくれます。
了承なしに費用を請求することはないため、勝手に追加費用を請求する業者は悪徳のパターンがほとんどです。

バッテリー上がりで悪徳業者から高額請求されたときの対処法

もしバッテリー上がりの作業後に高額請求された場合、言われたとおりに代金を支払ってはいけません。
少しでもおかしい・高いと思ったら、以下で挙げる対処法を実践しましょう。

内訳を出してもらう

料金が高いと感じた際は、具体的な内訳を提示してもらいましょう。
なぜこの料金になったのか、明確な内訳を出してもらうことが大切です。

良心的な業者の場合、詳しい内訳を出してくれるだけでなく、理由を丁寧に説明してくれます。
一方の悪徳業者は、難癖をつけて内訳の提示や理由の説明を拒む場合があります。

納得できない時は支払いを拒否する

請求額に納得ができなかった時は、その場で支払いを拒否することも必要です。

悪徳業者のほとんどは、いかなる理由であってもキャンセルや返金に応じてくれません。
泣きを見る可能性がありますので、おかしい時は代金の支払いを断るべきです。

消費者生活センターへ相談する

もし支払ってしまった時や、悪徳業者とトラブルになった時は、消費者生活センターへの相談もおすすめです。
無料で相談できますので、バッテリー上がりでトラブルに巻き込まれたことを伝えましょう。

消費者生活センターは、各種トラブルの解決方法のアドバイスを行っています。
ただ、業者との交渉などは依頼できませんので、場合によっては弁護士へ相談しましょう。

バッテリー上がりを自分で対処する方法

悪徳業者を避けたい場合、自分でバッテリー上がりに対処することも大切です。
自分で対応できない時は、バッテリー業者ではなく、ロードサービスを手配するのも手でしょう。

ブースターケーブルを使う

もし近くに他の車（救援車）がある場合、ブースターケーブルを使ってみましょう。

ブースターケーブルは、救援車からバッテリーの電力を分けてもらえるグッズです。
互いのバッテリーを接続するだけでよく、数分〜数十分でエンジン始動に必要な電力を充電できます。

ただし、接続方法を間違えるとショートするおそれがあります。
作業手順を間違えないようにしましょう。

ジャンプスターターかバッテリーチャージャーで充電する

ジャンプスターターやバッテリーチャージャーの使用もおすすめです。
いずれも救援車が不要で、一人でバッテリー上がりに対処できます。

なお、バッテリーチャージャーを使う際はコンセントが必要です。
路上で立ち往生した際は使えないので注意しましょう。

JAFや無料のロードサービスを呼ぶ

各種グッズが手元にない場合、JAFやロードサービスを手配しましょう。
いずれも費用はかからず、バッテリー上がりに無料で対処してくれます。

ロードサービスは、自動車保険やクレジットカードに付帯されています。
JAFに加入していない方はチェックしてみましょう。

【まとめ】バッテリー上がりでも悪徳業者は存在する！

バッテリー上がりは良心的な業者が多い反面、中には悪徳業者も存在します。
もし高額料金を請求された時は、料金の支払いを拒否するか、消費者生活センターに相談してみましょう。

また、自分でバッテリー上がりに対応することも重要です。
難しい時は無料のロードサービスを呼び、バッテリー上がりに対応してもらいましょう。