車の鍵があかない原因はさまざまですが、バッテリー上がりが影響している可能性もあります。
いずれにせよ、鍵が開かない時は速やかな対処が必要です。

本記事では、次の3つのポイントを解説します。

・車の鍵が開かない原因
・車の鍵が開かない時の対処法
・バッテリー上がりを予防する方法

車の鍵が開かない原因や対処法、バッテリー上がりの予防方法などをご紹介します。

バッテリー上がりも原因の一つ？車の鍵が開かない原因とは

車の鍵が開かない場合、バッテリー上がりが原因になっている可能性もあります。
ただ、バッテリー上がりも考えられますので、しっかり原因を特定しましょう。

バッテリー上がりで車の鍵があかない理由

バッテリーが上がると鍵が開かない理由は、ドアの開閉が動作しなくなるためです。

スマートキーやキーレスリモコンなどは、ドアのセンサーが反応することで鍵が開閉する仕組みになっています。
しかし、開閉動作には電力を使うため、バッテリーが上がると反応しなくなってしまうのです。

なお、物理的な鍵（メカニカルキー）ならバッテリー上がり時も問題なく解錠できます。
万が一に備えるためにも、普段からメカニカルキーも持ち歩いておくとよいでしょう。

その他車の鍵が開かない原因は？

一方、以下の原因で鍵が開かなくなる場合もあります。
鍵が開かない時は、一度確認してみましょう。

・スマートキーやキーレスリモコンの電池が切れている
・ドアが半ドアになっている
・鍵か車に故障・不具合がある

車の鍵が開かない原因で特に多いのは電池切れです。
鍵が開かない時は、スマートキーなどの電池を交換してみましょう。

また、ドアが半ドアになっている場合も鍵が反応しません。
ドアをしっかりと閉めてから鍵を使いましょう。

それでも鍵が開かない時は、鍵・車のいずれかの不具合が疑われます。
ディーラーや修理業者に相談して、点検してもらいましょう。

車の鍵が開かない時に取るべき行動

車の鍵があかない場合、以下の方法で対処しましょう。
もし自分では対処のしようがない時は、プロに相談することも大切です。

メカニカルキーを使う

スマートキーなどが反応しない場合、メカニカルキーを使って解錠しましょう。
バッテリー上がり発生時や、リモコンの電池切れの時におすすめです。

メカニカルキーなら、バッテリー上がりの有無を問わずに対応できます。
もし手元にメカニカルキーがない場合、鍵開け業者やバッテリー業者に相談してみましょう。

バッテリーを充電する

バッテリー上がりが原因の場合、バッテリーを充電するのもよいでしょう。
ブースターケーブルか、バッテリーチャージャーを使って充電可能です。

ブースターケーブルを使う場合、他の車（救援車）から電力を分けてもらう必要があります。
近くに救援車がない時は、ロードサービスやバッテリー業者を手配しましょう。

ロードサービスや業者に相談する

メカニカルキーがない、バッテリーを充電できない…そのような時はロードサービスや業者に相談しましょう。

ロードサービスは、自動車保険やクレジットカードに付帯されています。
料金や対応範囲はサービスによりますが、原因が特定できない時は相談してみましょう。

バッテリー上がりが発生した際は、専門業者に相談するのもおすすめです。
自宅はもちろん、外出先で立ち往生した時も現場まで来てくれます。

車のバッテリー上がりを予防する方法とは？

突然起こるバッテリー上がりですが、予防することも難しくはありません。
少しでもトラブルのリスクを抑えたい方は、以下の習慣を身に付けておきましょう。

定期的に数十分運転する

バッテリー上がりを予防したい方は、定期的に長時間運転しましょう。
しっかり充電するためにも、可能なら30分以上は運転することが望ましいといえます。

日常的に1回30分程度運転しているなら問題ありませんが、短時間運転が多い方は注意が必要です。
バッテリーが十分に充電できていない可能性があるため、定期的な長時間運転を習慣化しましょう。

電装品の使用を控えめにする

エアコンやカーオーディオなどの電装品の使用も控えめにしましょう。
電装品はバッテリーの電力を消耗するため、バッテリー上がりのリスクを高めてしまいます。

また、ヘッドライトや室内灯の消し忘れにも注意が必要です。
バッテリーの状態次第では、一晩で完全に放電されるため、消灯確認を習慣にするとよいでしょう。

まとめ

車の鍵があかない時は、バッテリー上がりが起きていないかチェックしてみましょう。
原因によってはバッテリーの充電が必要なため、業者に相談するのもおすすめです。

なお、バッテリー上がりは普段の習慣で予防できます。
定期的に長時間運転をおこない、電装品の使用は控えめにしましょう。