【5分でわかる】レッカー移動には費用がかかる？平均相場や保険適用時の内容まで徹底解説！

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事故車や不動車をどうにかしたい時に活躍するレッカー車。
どのような状態の車でも、レッカー車に乗せて運んでくれます。

しかし、レッカー車は容易に利用できるものではありません。
そこで、今回はレッカー車の移動に関する費用や保険適用について紹介します。

レッカー移動が必要になる時って？

レッカー移動が必要な際は限られてきます。
しかし、いざという時にレッカー車が使えないと、動かせない車の移動に苦労することでしょう。

そこで、ここではレッカー移動が必要になるケースについて紹介します。

走行不能になってしまうと、レッカー車での移動が必要になります。
エンジントラブルで車が動かなくなった、タイヤがパンクしてスペアタイヤを持っていないといったケースだと、車を動かすことができません。

その際には、レッカー車を利用して車を動かす必要があります。
走行不能車を移動させる場合は、けん引するように移動させることがほとんどです。

そのため、一台のみのレッカー移動になるため、複数の対応はできません。

不動車や車検切れの車を動かしたいケースも、レッカー車での移動が必要になります。
特に、車検切れの車は公道を走れないので、レッカー車で移動するしか方法はありません。

また、走行不能車と異なる点として、タイヤすらも公道につけてはならないことです。
そのため、車検切れの車を廃車として移動させたいのであれば、セルフローダー車に積み込めるような業者に依頼しましょう。

また、こちらの記事では不動車の動かし方について紹介していますので、合わせてご覧ください。

レッカーを呼ぶには、料金がかかることがあります。
レッカーを呼ぶ際にかかる内訳はこれから紹介しますが、適当にレッカー車を呼んでしまうと思っている以上に料金がかかってしまうことも。

そこで、ここではレッカーを呼んだ時の平均相場について紹介します。

レッカー車の移動手配にかかる基本料金は、車の状態によって異なります。
具体的な違いは、以下の通りです。

・故障車：8千円〜1万円程度
・事故車：1万〜1万5千円程度

上記のように、車の状態によってレッカー車を手配する料金が異なります。
しかし、業者によっては上記より多く請求する可能性もあるので、あらかじめ確認しておきましょう。

レッカー車の移動は、走行距離によって料金が異なります。
基本的に10Kmで区切られていることが多く、レッカー車を保有している工場から離れれば離れるほど料金が高くつきます。

10Kmで5千円程度、20Kmで1万円程度となっていることが多いので、作業料と同じくらいとられることも。
そのため、レッカー車を手配する際は、レッカー車を保有している工場までの距離も確認しておくと良いでしょう。

不動車を引き上げる場合は、レッカー移動に加えて料金が発生することがほとんどです。
料金は時間換算されることが多く、1時間2000円程度でおこなっているところも。

また、大型車や水没車などの特殊な状態の車は特殊なパーツをつけたクレーン車を利用するので、別途かかることもあるので注意してください。

レッカー車の移動は、依頼する時間帯によっても異なります。
20時以降や深夜などになると、通常の料金よりも割高に設定しているところがほとんどです。

また、高速道路などの場所でも割高になることがあります。
そのため、レッカー車を依頼する場合は時間帯や場所も含めて検討するとよいでしょう。

結論、レッカー移動の費用は保険でまかなえることがほとんどです。
車を購入すると自動車保険に加入しますが、保険内容の一つにロードサービスが組み込まれています。

その際のレッカー移動は無料でおこなってくれます。
また、保険会社によっては移動距離によって、レッカー移動を無料にしていることも。

各保険会社のレッカー移動に関する距離については、以下の通りです。

・保険会社：移動距離
・ソニー損保：距離の制限なし
・セゾン自動車火災保険：最大300kmまで無料
・AIG損害保険：指定する場所から20km（実搬送距離）まで無料

上記のように、自動車保険に加入していればレッカー移動を無料でおこなってくれます。

また、レッカー車の保険利用時についての情報は、こちらの記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてみてください。

不動車や車検切れの車を動かすためには、レッカー車の使用が必要です。
費用こそかかりますが、保険を活用できることがあるので積極的に利用してみましょう。

また、レッカー車を活用しないといけないほど車が大破している場合は、廃車も検討する方が良いかもしれません。
下記の記事では、廃車の手続きについて詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。