レッカーを活用するロードサービスとは？料金や実際のシチュエーションを解説

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ロードサービスの内容はさまざまですが、内容の一部にレッカー車の手配があります。
レッカー車は動かなくなった車を移動させる役割を持っており、自分の力では動かせない車を簡単に移動させることが可能です。

しかし、レッカー車の手配は誰でもわかることではなく、そもそもどのようなシチュエーションで手配していいかわからない方も多いはず。
そこで、今回はレッカー車を手配するロードサービスについて紹介します。

レッカーを活用するロードサービスとは？

ロードサービスとは、事故車や不動車を移動させたい際にレッカー車を手配してくれるサービスのことを指します。
トラブルが起きている現場にレッカー車が駆けつけてくれるので、利用するお客様は何もする必要がありません。

レッカー車を手配してくれるロードサービスは会社によって内容が異なり、費用や目安時間などが異なります。
しかし、レッカー車は動かなくなった車を移動させる役割を持っていますが、中には動かせない車が存在します。

車検が切れた車を移動させるケースでは、レッカー車を活用して移動させることはできません。
そのため、レッカー車をわざわざ呼んでも断られることがあるので、注意してください。

レッカーサービスを利用するのであれば、一連の流れを覚えておくことがベストです。
いざ、レッカー車が必要な時にどうすればいいかを冷静に対処できます。

また、レッカー車を手配する際に料金もかかってくるので、どこに依頼するのがベストなのかをあらかじめ把握しておきましょう。

レッカーサービスの料金は、保険の加入有無によって大きく異なります。
具体的な内容は、以下の通りです。

【非会員で一般道での場合（JAF）】
・基本料金：8,000〜10,000円
・移動距離（8時～20時）：13,130円（1kmにつき730円）
・移動距離（20時～8時）：15,230円（1kmにつき730円）

【非会員で高速道路での場合（JAF）】
・基本料金：8,000〜10,000円
・移動距離（8時～20時：21,520円（1kmにつき730円）
・移動距離（20時～8時）：24,650円（1kmにつき730円）

上記のように、会員になっていないとかなりの額を請求されます。
しかし、JAFの会員に加入していると、基本料金が無料になったりある基準の距離まで無料で対応してくれたりします。

レッカーサービスを利用する流れは、いたってシンプルです。
主な方法は、以下の3つです。

・JAFに連絡する
・保険会社に連絡する
・レッカー会社に自ら問い合わせる

上記の方法でレッカー車を手配することができます。
また、レッカー会社に直接手配すると自宅まで駆けつけてくれるので、自宅で動かなくなった車をなんとかしたい方におすすめです。

ここからは、レッカー車を活用する実際のシチュエーションについて紹介します。

タイヤがパンクした場合は、レッカー車を活用して移動させなければなりません。
スペアタイヤを持っていれば大丈夫ですが、持っていない場合は速やかにロードサービスやレッカー会社に連絡するようにしましょう。

不慮の事故で車が動かせない場合も、レッカー車を活用します。
事故に逢ってしまうと車が大破する可能性が高く、車だけの力では動かすことが不可能です。

この場合は、レッカー車を活用してけん引していくケースが多くみられます。

道路交通法第51条の規定によると、違法駐車をおこなっている車は警察によって強制的に移動させることができます。
その際に、レッカー車が活用されます。

仮ナンバーを利用している場合も、レッカー車で移動する必要があります。
しかし、車検切れの車をけん引することは不可能です。

なぜなら、車検切れの車は公道にタイヤをつけることができないので、地面につけずに移動させる必要があるからです。