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事故を起こしてしまうと、修理か廃車で迷う方も多いはず。
一見、修理の方が安く済みそうですが、車の修理費はかなり高く設定されていることがほとんどです。
では、実際に事故を起こしてしまったら、どちらの方が得をするのでしょうか。
今回は、事故を起こしてしまった際にどの程度で廃車にするのが良いのかについて紹介します。
事故を起こしてしまっても、どの基準で廃車にしていいかわかりませんよね。
どのような状態でも廃車にしてしまうと、もったいない選択をしてしまう可能性があります。
そこで、ここからは事故で廃車にする目安について紹介します。
事故を起こした際に、廃車費用よりも修理費用が高くなるケースがあります。
その際は、事故車を修理するのではなく廃車にした方が経済的に優しいでしょう。
車の修理はフロントガラスやミラーなどの部品をはじめ、エンジンやモーター部分など幅広いです。
特に車の核となる部分が損傷すると、修理に出した際にかなりの費用がかかる可能性があります。
このように、事故車を修理に出すよりも廃車にする方がコストを抑えられる可能性があります。
自然災害などで車が水没した場合も、廃車費より修理費用が高くなる可能性があります。
一般財団法人日本自動車査定協会によると、「集中豪雨や洪水などにより室内フロア以上に浸水したもの、またはその痕跡により商品価値の下落が見込まれるもの」と水没車は定義されております。
そのため、この定義に抵触していると、水没車の修理費が高くなる傾向です。
また、水没車は見た目がそこまで変わらないので、水没しても乗れそうな雰囲気があります。
しかし、エンジンやモーターが水に浸かってしまうと、不具合を起こす可能性があるので廃車にした方がベターでしょう。
事故車が運転に支障をきたすケースも、修理より廃車にした方が良いでしょう。
フロントガラスやミラーの破損であれば、修理することで対応できます。
しかし、事故によっては修理しても直らず、欠陥を抱えたまま車を使用し続ける可能性も。
そのような状態になってしまうと、いつ事故が起きてもおかしくないので非常に危険です。
修理をしても完全に直らない場合は、廃車にする基準といっても良いでしょう。
事故車を廃車にする手段はさまざまです。
自分に合った廃車方法をおこなわなければ、思っている以上に費用を請求される可能性があります。
そこで、ここからは事故車を廃車にする手段について紹介します。
事故車を廃車にする際は、廃車買取屋にお任せする方法もあります。
廃車買取屋に依頼することで、必要書類や解体にかかる費用などいっさいかかりません。
また、廃車買取業者であれば、廃車にする車のパーツに価値がつくこともあります。
そのため、廃車にして費用がかかるより思わぬ収入になる可能性があります。
ディーラーに依頼することで、事故車を廃車の形で引き取ってもらえることがあります。
しかし、廃車手続きをディーラーにおこなってもらうことは、新車の買い替えを前提に手続きを進めていきます。
すなわち、そのディーラーで新車を購入しなければなりません。
また、ディーラーによっては廃車手続きの代行費として、2万円程度請求されるところもありますので、あらかじめ確認しておくようにしましょう。
事故車を廃車にするためには、自分で廃車にする方法があります。
自分で廃車にする場合は、必要書類や解体手続きなどを全て自分でおこなわなければなりません。
あなたが住んでいる管轄の運輸支局へ必要書類を提出し、廃車手続きが完了することで廃車可能です。
しかし、運輸支局は平日の8時45分〜11時45分、13時〜16時までの営業となっているので、平日勤務されている方にとっては厳しい環境でしょう。
ここからは、自分で廃車手続きをおこなった際にどの程度の費用がかかるのかについて紹介します。
ここでは自分で廃車手続きをおこなった時にかかる廃車費用について詳しく解説しているので、業者に頼らず自分で廃車手続きをおこないたい方はぜひ参考にしてみてください。
事故車を廃車にする際に、書類にかかる費用は以下の通りです。
ジャンル | 書類 | 費用 |
普通車 | 一時抹消登録 | 収入印紙代 350円 印鑑証明書代 個人300円、法人450円 |
永久抹消登録 | 印鑑証明書代 個人300円、法人450円 | |
軽自動車 | 自動車検査証返納届 | 350円 |
上記のように、書類にかかる費用は自動車のジャンルによって異なります。
軽自動車の方が必要となる書類が少ないため、比較的手続きは簡単でしょう。
解体は永久抹消をするケースのみおこなう作業で、廃車する車を解体する費用です。
廃車する車を解体することで、永久抹消登録で必要な「解体証明書」を手に入れられます。
廃車する車を解体する場合は業者に依頼する場合がほとんどで、解体費用は0️〜2万円程度でおこなってくれます。
また、0円で解体を対応してくれる業者は廃車するパーツを販売しており、解体を無料でおこなってくれる可能性が高いです。
このような業者は廃車にすることで収入になる可能性があるので、お得に廃車にしたい方におすすめです。
廃車を動かさなければならない状態であれば、レッカー手配の費用もかかってきます。
レッカーを使用するケースは、廃車予定の車の車検が切れているといった公道が走れない状態である場合です。
レッカー車を手配するためには2万円近くかかることもあり、レッカー車の移動距離によってさらに費用が重なる場合もあります。
事故を起こした際に、事故の程度に合わせて廃車を検討することが大切です。
また、事故車を廃車にする際は、自分でおこなう以外にもディーラーや買取業者へ依頼することでスムーズに進められます。
廃車をする際には書類や手続きに費用が重なるので、あらかじめ確認しておきましょう。
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