玄関のドアノブの鍵穴に鍵が入りにくいとか、差し込みにくいことありませんか。
鍵を開けたり、閉めたりする時になかなか鍵が刺さらないとイライラしてしまいますよね。

鍵穴に鍵が刺さりにくくなってしまうのは、どのような原因があるのでしょう。

原因を突き止めて理解した上で、鍵穴のメンテナンスをおこなって解決していくようにします。
今回は鍵穴に入りにくい・差しにくい時に試してほしいことや、原因などについてご紹介していきます。

鍵穴に入りにくい・差しにくい原因とは？

鍵穴に入りにくい・差しにくくなる原因は一体何なのでしょうか。

ゴミやホコリなどの異物が入っている

外にある玄関のドアノブの鍵穴は、中にホコリや小さなゴミなどが入りやすい状況にあります。
雨ざらしで風によって運ばれてくる砂埃も鍵穴に付着します。

鍵穴に異物が入り込んでしまうと、鍵穴に鍵がうまく入らなくなってしまいます。

鍵穴の油切れ

鍵穴のシリンダー内にはスムーズに回るように最初から潤滑油が塗られています。
この潤滑油が切れてくると鍵穴がスムーズに回らなくなり、差しにくいなどの問題が起きてきます。

鍵自体に問題がある場合

鍵穴やシリンダーだけではなく鍵そのものが折れ曲がってしまったり、変形してしまっていることがあります。
鍵が少しでも変形してしまうと鍵穴にはうまく入らなくなります。

また鍵にゴミなどの固形物や繊維が付着していたり、異物がついている場合も同様に鍵穴に差しにくい、入りにくいといったことが起きます。

シリンダー側の問題

鍵自体ではなくシリンダー、鍵穴の中が破損していたり何かしら問題がある場合も鍵がうまく刺さりません。
シリンダー内の突起が折れてしまっていたりすると鍵が中にうまく入りにくくなったりします。

鍵穴に入りにくい・差さりにくい時に試したい4つの応急処置

鍵穴に鍵が入りにくい・差しにくい時に試したい応急処置の4つの方法についてご紹介していきます。

鍵を掃除する

鍵自体が汚れてしまっていたり、異物がついているのなら歯ブラシを使って掃除をすることが有効です。
特にくぼみの多いディンプルキーはくぼみに汚れが溜まりやすくなります。

汚れが溜まりやすいので、定期的に汚れを落とすようにしましょう。

鉛筆を鍵に塗る

鍵の凹凸やくぼみに鉛筆を塗りこんでみてください。
意外に思うかもしれませんが、この鉛筆が潤滑油の役割を果たしてくれます。

鉛筆は素材が優しいことと、ピンポイントで塗ることができるため好都合です。
滑りが良くなることが期待できます。

エアダスターまたは掃除機で鍵穴を掃除

鍵穴の中がホコリで汚れていたり、異物がついている場合はエアダスターか掃除機で直接鍵穴を掃除してしまうことが手っ取り早いです。
ハンディタイプの掃除機を直接鍵穴に押し当てて吸えば、簡単に中の掃除ができます。

潤滑油を鍵穴に入れる

市販の鍵穴用の潤滑油を使って鍵穴に直接入れれば、滑りは一気に良くなるでしょう。
鍵や鍵穴に不具合がないのならば、これで解決します。

鍵穴を掃除した上で潤滑油を使うとより効果的です。

鍵穴に入りにくい・差さりにくい時にやってはいけないこと

鍵穴に入りにくい・差しにくい時に以下のようなことはやってはいけません。

無理やりさしたり回したりする

鍵が差しにくいからといって無理やり差し込んだり、回したりすると鍵が変形してしまったり最悪の場合折れてしまう可能性もあります。
何かしら対処せずに力任せに回したりしないようにしてください。

針金などを入れる

針金や爪楊枝などの細いものを入れてしまうと鍵穴を損傷させてしまうことや、中で折れてしまう可能性もあります。

食用油を使う

鍵穴用の潤滑油ではなく食用油を使うと、鍵穴の中のゴミなどを固めてしまう恐れがあります。
また食用油の成分で錆びてしまうこともあります。

鍵が入りにくい・差しにくい時は紹介したようなことを試してみてください。

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