廃車証明書のもらい方とは？廃車にするメリット・デメリット、再発行の方法も！

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もう修理することも、売ることもなく今後全く世の中で乗ることのない車は廃車にする必要があります。
そのままにして放置していると、自動車税の発生義務が出て来たりしてしまいます。

車を廃車にする場合は、廃車証明書が必要になります。
この廃車証明書は、廃車にした後に任意保険や自賠責保険を解約するのに必要になってきます。

今回は廃車証明書のもらい方や廃車にするメリットとデメリットや再発行の仕方について解説していきます。

廃車証明書のもらい方

廃車証明書のもらい方は普通自動車と軽自動車で異なります。
それぞれの手続きの方法についてここではご紹介していきます。

まず普通自動車の廃車証明書をもらうためには以下のものが必要になります。

・車検証
・印鑑証明書
・車のナンバープレート(前後2枚)
・自動車税納付書
・手数料納付書
・登録抹消申請書
・リサイクル券
・実印
・使用済自動車取引証明書

普通自動車の登録抹消には、車の前後のナンバープレートと車検証が必要です。
また手数料納付書は陸運局にて350円で購入することができます。
必要事項を記載して陸運局に提出すれば完了します。

これらを業者や代理人に依頼するときは、委任状に記名と押印を押して提出しましょう。

軽自動車の廃車証明書には以下のようなものが必要になります。

・車検証
・車のナンバープレート(前後2枚)
・自動車税納付書
・使用済自動車取引証明書
・車のオーナーと使用者の印鑑

軽自動車は普通自動車と手続きに必要なものが異なってきます。
手続き自体は軽自動車検査協会で廃車証明書が発行されます。
自動車検査証返納証明書は350円かかり、これに必要事項を記載して提出しましょう。

車を廃車にするのにはそれぞれにメリット・デメリットがあります。

廃車にするメリットは、維持費がかからなくなることです。
廃車にしたいような車を所有しているだけで、保険料や自動車税、重量税などがかかってきます。
乗らない車は早めに廃車にすることをおすすめします。

廃車手続きをすると残りの分の自動車税・重量税・自賠責保険の還付金の受取が可能です。
還付金の手続きは自分で申請する必要がありますので注意が必要です。

また廃車にする際に廃車の買い取り業者を通すことで、0円以上のいくらかの買い取り金額をつけて買い取りをしてもらえます。

廃車の手続きは費用がかかります。
廃車処分の場所までレッカーを手配したり、処分費用がかかってきます。

また手続きが面倒なこともデメリットに挙げられます。
用意しなくてはならない書類の多さや、運輸局が土日にはやっておらず混雑する平日に行かなくてはいけないこともデメリットでしょう。

もしも廃車証明書を失くしてしまった場合は、再発行が可能です。
ただし再発行できない書類もあり、その場合は代用になる書類を用意しなくてはなりません。

登録事項等証明書の再発行手続きを行う際には、以下のものが必要になります。

・自動車登録番号と下7桁の車台番号
・マイナンバーカードや運転免許証など本人確認書類
・再発行請求理由書

登録事項等証明書の再発行自体は、誰でもできます。
そのため悪用されることを危惧して本人確認できるものがないと再発行してもらえません。

登録識別情報等通知書の再発行は再発行できません。
代わりに別の手続きが必要です。

この場合、登録識別情報等通知書の遺失等に係る新規検査、登録申立書を発行してもらいます。
これがあれば、登録識別情報等通知書なしで自動車の再登録が可能になります。

廃車証明書を紛失してしまった時は、まず警察で紛失届を出しておく必要がありますので、そちらも忘れないでください。
廃車証明書は大切な書類です。

発行したら失くさないように保管しておきましょう。

廃車証明書のもらい方は、自動車の種類によって異なります。
そのため、自分がどの車を廃車にしたいのかを明確にして、それぞれ必要書類を集める必要があります。

また、廃車にすることでさまざまなメリットが受けられるので、廃車を検討している方はぜひおこなってみてください。