トラックがバッテリー上がりを起こした場合、ブースターケーブルでバッテリーを充電しましょう。
ただし、つなぎ方を間違えると大変ですので、端子の接続順には注意が必要です。

本記事のポイントは次の3つです。

・トラックのバッテリー上がりが起きた時の対処法
・バッテリー上がりを予防する方法
・ロードサービスにバッテリー上がりを依頼した時の費用相場

バッテリー上がりが起きた時の対処法や予防方法、ロードサービスへ依頼した際の費用などを解説します。

トラックがバッテリー上がりを起こした時に取りたい対処法

もしトラックのバッテリーが上がった時は、ブースターケーブルを試してみましょう。
他の車（救援車）のバッテリーからエンジン始動に必要な電力を分けてもらえます。

ブースターケーブルとは？

ブースターケーブルは、バッテリーを充電するためのグッズの一つです。
バッテリー同士を接続して使うのが特徴で、簡単にバッテリー上がりを解消できます。

ブースターケーブルはスピーディな充電が可能です。
外出先でバッテリーが上がった時など、緊急時には最適な手段といえます。

ブースターケーブルのつなぎ方・手順

ブースターケーブルを使う場合、まず別のトラック（救援車）を手配しましょう。
なお、トラック同士のバッテリーの電圧を揃える必要があります。

救援車を確保できたら、以下のつなぎ方を参考にケーブルを接続しましょう。

1.バッテリーを視認できる状態にする
2.故障車のプラス端子（赤）にケーブルをつなぐ
3.救援車のプラス端子にケーブルをつなぐ
4.救援車のマイナス端子（黒）にケーブルをつなぐ
5.故障車のマイナス端子にケーブルをつなぐ
6.救援車のエンジンを始動する
7.しばらく待ち、故障車のエンジンを始動する
8.エンジン始動後、上記と逆の手順でケーブルを外す
9.アイドリングまたは運転してバッテリーを充電する

ケーブルを接続したら、10分程度置いてトラックのエンジンをかけてみましょう。
始動に成功したら、運転かアイドリングでバッテリーを充電する必要があります。

なお、接続・取り外し順を間違えると非常に危険です。
接続時は赤から、取り外す時は黒から、と覚えておきましょう。

必見！トラックのバッテリーを引き起こさない予防策

トラックのバッテリー上がりを起こさないためには、普段から予防に努めることが重要です。
特に電力を維持することを意識しておきましょう。

定期的な長時間運転を心がける

バッテリーの電力を保つためにも、定期的な長時間運転をおこないましょう。
車のバッテリーは運転中やアイドリング中に充電されるため、長時間運転はコンディション維持につながります。

バッテリーの状態にもよりますが、できるだけ1回30分以上の運転を心がけましょう。
逆に短期間の運転を繰り返すと、バッテリーの電力が減る一方になる可能性があります。

エアコン・車載機器の使用は控えめに

電力消費量が多いエアコンや車載機器の使用は控えめにしましょう。
一つひとつの消費量は少ないものの、積み重なるとかなりの電力を消費します。

特にエアコンは電力を使うため、過度な使用には注意しましょう。
車内が適切な温度になったら運転を止めるなど、状況に合わせた使い方が重要です。

自分で対応できない時はロードサービスを活用しよう！費用も合わせてご紹介

もし自分でバッテリー上がりに対応できない場合、ロードサービスを呼びましょう。
ロードサービスはJAFが有名ですが、クレジットカードや自動車保険に付帯されている場合もあります。

ロードサービスはバッテリー上がりに対応可能

ロードサービスは、さまざまなトラブルに対応していますが、バッテリー上がりも相談可能です。
現場まで救援車で駆けつけ、ケーブルの接続から対応してもらえます。

そのため、ブースターケーブルや救援車がない状況でもバッテリー上がりを解消可能です。
到着までに時間はかかりますが、どうにもならない時は相談してみましょう。

ロードサービスへ依頼した時の費用目安

ロードサービスは、大半のトラブルに無料で対応しています。
そのロードサービスの会員の方や、自動車保険などのサービスであれば、費用が発生するケースはほとんどありません。

一方、非会員の場合は有料となるケースが多く、1回につき1〜2万円程度の費用がかかります。
トラブルにならないように、非会員サービス利用時は料金を聞いておきましょう。

しかし、依頼する時間帯や場所によっては、会員でも有料対応になる可能性があります。
不安がある方は、料金の有無を確認してから手配するか決めましょう。

まとめ

トラックのバッテリー上がりは、ブースターケーブルで解消できます。
もし自分で対処できない場合、ロードサービスを手配するとよいでしょう。

バッテリー上がりは、普段の行動で予防することも可能です。
こまめな長時間運転をおこない、車載機器の使用は控えめにしましょう。

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