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【2024最新】品川区で戸籍謄本・抄本をとる方法を簡単に解説!3分で迅速解決

皆さんは戸籍を見たことがありますか?

よくテレビドラマなどでそのシーンを見かけることはあると思います。が、いざ自分のものとなると、そんな機会もなく、また必要もないので見たことない、という方がきっと多いですよね。

しかし自分や家族の戸籍が必要になった時、戸籍の取り方を知っておくと非常に助かります。

今それを知りたい方から、これから必要になるかもという方まで、これを読んでおくとスムーズに手続きができるはず!

戸籍抄本とは何か?戸籍の概要

戸籍とは、一個人、または2世代を最大単位とする家族の、氏名・性別・生年月日(死亡年月日)・続柄・婚姻離婚歴・養子縁組歴等を記載したものです。自治体が発行するのは、それの写しになります。

そして重要なのが、戸籍は本籍地としている市区町村でしか発行してもらえない、ということです。現住所にあるのは住民票ですが、それと間違えやすいのでご注意ください。

戸籍謄本と戸籍抄本の違い

戸籍謄本と戸籍抄本の違いについてご説明したいと思います。

戸籍謄本とは

別名「戸籍全部事項証明書」といい、戸籍に記載されている家族全員分の戸籍の写しのことをいいます。「謄」とは「原本通りに写す」という意味を持ちます。

戸籍抄本とは

別名「戸籍個人事項証明書」といい、戸籍に記載されている人のうち、個人または一部の人の戸籍の写しのことをいいます。「抄」とは「文章などの一部を書き出す」という意味を持ちます。

 

例えば、パスポートを取得する際に、個人のみの場合は戸籍個人事項を、

家族全員のものが必要な場合には戸籍全部事項を請求すると便利ですね。

本籍は自由に決められる!人気の場所ランキング

多くの人は、家族と共に生活の拠点としている場所、もしくは戸籍筆頭者の実家、また一人暮らしの方においては実家のある場所、などを本籍地にしていると思います。

しかし本籍地は、日本国内の住所表記がある場所であれば、自由に自分の本籍地を定めることができます。

そこで国内で多くの本籍地が存在する、人気の場所はどこか調べてみると、

  • 皇居
  • 富士山山頂
  • 国会議事堂、首相官邸
  • 東京タワー、スカイツリー
  • 東京ディズニーランド

その他にお城や駅、島、最北端・最南端など、とても素敵な名所を本籍地にしていますね。本籍地にこだわりのある方(?!)、思い出後を本籍地にしたい方などなど、ぜひ自分だけの本籍地を検討してみてはいかがでしょうか。

ただし、注意点が!

戸籍謄本は必ず、本籍地がある自治体へ請求します。ですので、居住場所と異なる場合は請求先を間違えないようにしましょう。

品川区の戸籍謄本を窓口で請求する

まずは、窓口で戸籍謄本を取得する方法のご紹介です。

受付窓口一覧

受付場所と日時は下記の通りですが、古い戸籍謄本・抄本の請求は品川区役所のみとなります。

品川区役所 戸籍住民課証明交付係

 月、水~金 午前830~午後500 ※祝日、12/291/3は休み

 毎週火曜日 午前830~午後700 ※祝日、12/291/3は休み

 毎週日曜日 午前830~午後500 ※祝日も開庁、12/291/3は休み

 ※土曜日は休み

 

各地域センター ※区内13ヶ所

 月~金 午前830~午後500 ※土日祝日、12/291/3は休み

 

大井町サービスコーナー(戸籍住民課分室)

 月~金 午前800~午後700 ※祝日、12/291/3は休み

 土、日 午前1000~午後300 ※祝日、12/291/3は休み

                  ただし祝日が日曜日の時は翌月曜日は開庁

 

武蔵小山サービスコーナー(戸籍住民課分室)

 月~金 午前800~午後700 ※祝日、12/291/3は休み

 土、日 午前1000~午後300 ※祝日、12/291/3は休み

                  ただし祝日が日曜日の時は翌月曜日は開庁

必要なもの一覧。代理人の場合も

・手数料

 戸籍謄本・抄本ともに、1450円です。

 

・本人の身分証明証

  • 官公署発行の写真付確認書類1点・・・運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど
  • 官公署発行の写真なし確認書類2点・・・健康保険証、年金手帳など
  • ②が1点と写真付社員証、学生手帳など1点の合計2

 

・第3者が請求する場合は委任状

本人、戸籍に記載されている方、また祖父母、孫等、それ以外の方が請求する場合は委任状が必要です。

 

委任状

委任状記載例

 

なお請求書は窓口にもありますが、念のためどのような記入事項があるか、確認しておくと手続きもスムーズになります。

 

戸籍に関する証明書の請求書 区役所証明係用

戸籍に関する証明書の請求書 地域センター用

品川区で戸籍謄本を郵送で取り寄せる方法

続いて、窓口へ行けない場合の郵送での取得方法です。

同封するもの

戸籍証明書(郵送)請求書

・手数料(定額小為替) 450円分 郵便局にて購入できます。

・返信用封筒 ※本人の郵便番号・住所・氏名を記入、切手を貼ったもの

・本人確認書類のコピー 運転免許証、健康保険証のコピー等

郵送先

140-8715 東京都品川区広町2-1-36

  品川区役所 戸籍住民課 戸籍郵送担当 宛て

   03-5742-6388(直通)

 

 品川区役所のサイトもご参考ください。

 

戸籍郵送請求の方法

戸籍郵送請求にあたっての注意事項 

手元に届くまでの日数は

郵送用の請求書をポストに投函してから約1週間程度で届きます。ただし連休をまたいだ場合や、天候状況や交通状況などにより配達が遅れることがあります。

戸籍謄本はコンビニや電話で取得できる?

結論から言うと、コンビニやお電話での請求はできません!

本籍地が不明な時は、本籍地記載の住民票をとり、確認してください。

あとがき

以上、簡単にご説明しましたが、それほど手間をとることなくできそうな手続きですよね。

筆者の母が亡くなった時、やはり戸籍をとる手続きが必要になりました。母は本籍地を2回変更したため、最期の本籍地を入れて合計3ヶ所で母の戸籍をとることになり、1日がかりで車を走らせたことを覚えています。

年齢を重ねるにつれ、ご自身やご家族の戸籍謄本・抄本をとる機会が増えてくると思いますが、ここでの情報がお役に立てれば幸いです。

津田 蒼(ペンネーム)

一児の母として子育てに奮闘しています!家計をやりくりするために、都内の安いお店を見つけたり、SNSなどを使いながら生活に役立つ情報を集めたりするのが日課になりつつあります♩みなさんにも良い情報をお届けできたらいいなと思いながら、『マチしる東京』内で記事を書いていますので、頑張っているみなさんのお役に立てたら嬉しいです。

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