一生に一度の晴れの舞台、結婚。そう何回も行うことでもありませんので、その手続方法を事前に確認しておきたいという方は多いはずです。
今回は、新宿区で婚姻届を提出する方法を徹底解説します。大切な場面でミスをしないようしっかりと予習しておきましょう。
婚姻届を用意する
婚姻届は全国共通です。どこの市区町村の婚姻届でも使用することができます。
婚姻届の記入の仕方は、こちらをご参考ください。
証人を決める
婚姻届には、証人による署名欄があり、2名必要です。
証人とは、新郎新婦の両人が結婚する意志があることを証明する人のことです。どちらかが勝手に婚姻届を提出した、なんてことを防ぐための証人です。
証人の条件は、成人であればどなたでも可能です。ただし夫婦で証人になってもらう場合には、同じ印鑑の使用はできません。
証人としては、新郎新婦の両親や兄弟夫婦、親戚などが多く、それぞれの友達に依頼する、という方もいらっしゃいます。
準備するもの
・記入済の婚姻届
・新郎新婦の各戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)
※本籍地のある場所でしか発行していません。新宿区に住民票があるとしても、新宿区では管理をしていないので、戸籍全部事項証明書は発行できません。
※新宿区に本籍地がある方は不要です。
例えば、新郎の本籍地が神奈川県、新婦の本籍地が豊島区の場合にはそれぞれ戸籍全部事項証明書が必要。
新郎の本籍地が神奈川県、新婦の本籍地が新宿区の場合には、新郎の戸籍全部事項証明書だけでOK。
・本人確認書類
窓口で提出される方のものが必要です。
※ 1点提示で良いもの
運転免許証、パスポート、マイナンバーカード、
国家資格の免状・認定書など官公署が発行した写真付き証明書
※ 2点提示しなければならないもの
Aから2点、またはA1点とB1点のどちらか
A・・・健康保険証、年金手帳、国民年金手帳など
B・・・写真付き学生証、写真付き社員証、
国・地方公共団体発行の写真付き資格証明書など
詳しくはこちらをご覧ください。
・印鑑
※ シャチハタやスタンプは不可。朱肉を使うものに限る。
※ 婚姻届に訂正箇所が生じた場合に訂正印として使用します。
婚姻届を提出する
届出場所と届出時間
婚姻届は365日、24時間いつでも役所や出張所などで受け付けています。
婚姻届の届出場所は、下記のいずれかになります。
・新郎新婦の本籍地
・結婚後の新本籍地
・所在地
3つのうち、所在地が気になりますね。ここでいう所在地とは住居地も含まれますが、現在いる場所、立ち寄った場所、新婚旅行で行った先など役所や出張所等も可能です。すなわち提出したい場所へ出向いていけば、どこでも提出できるということになります。
新宿区での届出場所と届出時間
・新宿区役所 本庁舎1階9番窓口 戸籍住民課戸籍係 ☎03-5273-3506
平日 月~金曜日 8:30~17:00
毎週火曜日 17:00~19:00
毎月第4日曜日 9:00~17:00
※ 土曜日、祝日、12/29~1/3は休み
平日 月~金曜日 8:30~17:00
毎週火曜日 17:00~19:00
※土 日、祝日、12/29~1/3は休み
・新宿区役所 本庁舎地下1階 宿直窓口
上記以外の日、時間。年中無休で受付
注意点
全国の夜間窓口は預かりはしてくれますが、受理はしていません。が、届け出た日時が入籍日になるので安心です。
そして書類や持ち物に不備があると受付してくれません。ですので入籍日にこだわりがある方は、婚姻届に記入したものを事前に窓口にて確認してもらいましょう。必要なものも揃えて確認してもらうと完璧ですね。
入籍に縁起の良い吉日
さてさて!入籍の一番のこだわりどころは、何といっても入籍日なのではないでしょうか。
やはり多いのが、新郎新婦の誕生日、クリスマスやバレンタインデーなどのイベント日、2人の記念日などでしょう。
そこで注目したいのが、吉日を選択して入籍する方法です。最近は暦にこだわる方が多くなっています。
それでは「入籍に縁起の良い吉日」をご紹介したいと思います。
『大安』
皆さんご存知の通り、大安(たいあん)です。大いに安し、という意味です。何事も吉とされ、六曜の中で最も良い日とされています。
『天赦日』
「てんしゃにち」または「てんしゃび」と言います。「百神が天に昇り、天が万物の罪を赦す日」という意味です。これは日本の暦上で最上級の吉日とされ、年に5、6回しかありません。何か新しいことや、ずっと躊躇していたことに挑戦する時には、この日から始めることが最良とされています。また他の吉日と重なることもありますが、その日には宝くじの購入もおすすめです。
『一粒万倍日』
「いちりゅうまんばいび」または「いちりゅうまんばいにち」と言い、「一粒の籾(もみ)が万倍にも実る稲穂になる」という意味になります。この日は何事を始めるのも良しとされています。しかし、借金や何かを借りたりすることは、苦労の種が万倍にも膨らむと言われ、凶とされています。
『母倉日』
「ぼそうにち」と言います。「母が子供を育てるように、天が人間を慈しむ日」という意味です。何事をするにも吉とされていますが、特に入籍など婚姻に関することに良い日とされています。
『新月』
これは文字通り、「しんげつ」です。新月とは、地球→月→太陽が一直線に並んだ状態で、地球から月が見えなくなります。何か新しいことを始めるにはもってこいの吉日です。この日も入籍やプロポーズなどに最適です。
まとめ
結婚するにあたり、いろいろとこだわりたいことが山ほどあります、特に女性の方は。男性にはなかなか理解していただけないことも多少あると思いますが、ここは一生に一度の大イベント!女性の好きなようにさせてあげましょう。そうでないと後々面倒なことになる可能性大です!